豊岡城
別名 亀城 城崎城 |
付近住所 豊岡市京町 | 現在 神武山公園 |
2007/7/21 | 案内板アリ | 日本城郭大系 |
垣屋氏→ 宮部氏→ 木下氏→ 明石氏→ 福原氏→ 杉原氏→ 京極氏 |
神武山(標高49m)の名は、明治5年(1873)の神武天皇遥拝所設置によるが、山容から亀城・亀山、城の所在から城山とも呼ばれる。 伝承では15世紀中ごろ、九日市に守護所を置く但馬守護山名宗全がこの山に築城、被官垣屋氏に守らせたという。戦国末期、垣屋氏が事実上の但馬実力者となるに及び、この城(当時は城崎城と呼んだ)は但馬支配の中心拠点となった。 天正8年(1580)、羽柴勢の但馬占領によって旗下宮部善祥房が入城、木下助兵衛尉、明石与四郎、福原右馬之助と続き慶長2年(1597)杉原長房に至った。 承応2年(1668)、京極氏代に入ると、城山は城郭遺構を保持したまま陣屋及び城下町の象徴となった。 豊岡城こそは、豊岡市の中世・近世における歴史的原点である。 天守台跡 14代藩主 京極杞陽の碑 2代藩主 京極高住の碑 |